2024年11月19日更新
日時:2025年1月18日(土)13時00分〜15時00分
※終了後、ご自由に立命館大学国際平和ミュージアムを見学いただけます。
会場:立命館大学 衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館 カンファレンスルーム
※市バス立命館大学前下車 正門を入って徒歩3分、図書館入ってすぐ左です。
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主催:グローバル・ネットワーク21(GN21)
ヨーロッパの中心に位置するハンガリーは、その言語、アイデンティティ、歴史的背景の点で、スラブ系やゲルマン系の周辺国とは大きく異なる。アジア系の背景を持つハンガリー王国が1000年に成立して以来、ハンガリー人のアイデンティティは「西」(=ヨーロッパ)と「東」(=アジア)を行き来する渡し船のように、安定した位置を持っていない。そこで、「西」との関係を否定し、むしろ中央アジアやシベリアに住む諸民族(時には日本も含む)からなる想像上の共同体(=「トゥラン民族」)に属すると考えたときもある。
この振り子のような動きはハンガリーの外交政策にも反映される。ハンガリーは現在欧州連合に加盟している一方、「西」よりもアジア諸国との関係を重視する 「東方開放」政策を追求しており、アジア太平洋地域の安全保障秩序には間接的な影響を与える。他方、ハンガリー人であることが特定の民族的帰属性を示すのか、それとも多様な民族を包摂する政治的に構築された共同体を指すのかという疑問が生じる。この問いへの回答はハンガリーに限る問題ではなく、エスニック・アイデンティティが脅かされている社会的条件を探求する社会文 化研究にも大いに寄与する。
参加費 : 無料(ただし資料代500円 ※除学生)
お問い合わせ: GN21事務局
2024年5月8日更新
日時:2024年6月22日(土)13時00分〜14時30分
※15:00より、立命館大学国際平和ミュージアムを見学します。
会場:立命館大学 衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館 カンファレンスルーム
※市バス立命館大学前下車 正門を入って徒歩3分、図書館入ってすぐ左です。
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主催:グローバル・ネットワーク21(GN21)
いま世界の平和の焦点はウクライナ、ガザ、台湾である。我々はウクライナ、ガザに対しても適切な注視、関与を続けなければならないが、我々の注視、関与がもっとも必要なのは東アジアである。我々の課題は「台湾有事」を防ぐことである。万一「台湾有事」が起きた場合、沖縄は再び戦場となる。沖縄の人々はこのことを痛いほど自覚している。
そもそも沖縄も台湾も17世紀以来、帝国の狭間で帝国に翻弄されてきた。東アジアの中央に位置する沖縄は、過去80年の間、日本および米国によって軍事的な役割を押し付けられてきたが、沖縄の人々はそれに非暴力的に抵抗し、東アジアの平和的経済的ネットワークの結節点になろうとしている。6月23日=沖縄の慰霊の日を翌日にひかえて、「沖縄の人々とともに東アジアの平和を準備する道筋」について考えたい。
参加費 : 無料(ただし資料代500円)
お問い合わせ: GN21事務局
2023年11月5日更新
去る10月21日(土)、GN21主催の地球村再生シリーズ第一回目の講演会が、立命館大学の平井嘉一郎記念図書館にて開催され、GN21の会員をはじめ、大学院生や一般市民など、30名以上の参加者があり、盛況の内に閉じることができました。
『地球村再生への道:三毒から三学・三徳へ』と題された幸泉哲紀氏の講演においては、「地球村とは、極めて厄介な触れ合いと極めて苛立たしい付き合いの場なのである。」というマーシャル・マクルーハンの言葉を出発点に、グローバル・キャピタリズムのもとで、貪欲・憎悪・妄想という仏教でいうところの「三毒」の拡大により、いかにして地球村が「厄介な触れ合いと苛立たしい付き合いの場」となって来たのかが示された。
我々の身の回りに日々展開される厳しい現実に、「地球村の終焉」を予言する識者も数少なくない。GN21の片岡先生もその一人であるが、先生は同時に地球村再生に向けて我々がすべきこととしてこう指摘されている:「今私たちにとって大事なことは、先人たちが残してくれた経験や文化から英知をくみ取り、それぞれの仕方で内在化し、自分自身の生き方や国のかじ取りのための知恵を紡ぎ出して、今に活かすことではないか。」(片岡幸彦『地球村の終焉』2021)
「三毒」の地球規模での拡大が地球村存続の危機の原因であるとすれば、地球村再生のために必要なことは、それに代わる「三徳」の育成と実践である。ということで、講演の後半では「三毒」に代わる「三徳」の育成と実践のために必要なこととして、戒・定・慧という仏教における「三学」を生態学・経済学・倫理学という現在の科学知識に基づいた新たな「三学」として再構築し、そこから持続性・社会性・精神性を助長する知足・寛解・正念という「三徳」が導かれた。地球村再生のためには、村民である我々一人一人が「三徳」を育成・実践していくことが重要であることを指摘することで講演が締めくくられた。
講演会終了後は、国際平和ミュージアムがリニューアルオープンしたのを期に、新しい館を参加者全員で見学し、地球村再生のために一人一人の平和構築のための日々の行いの大切さをかみしめることができました。いずれにせよ、我々故片岡氏がなげかけられた諸課題を、これからも多くの地球市民社会構築を願う人々とともに、考察と実践を続けて行きたいと思っております。なお、地球村再生シリーズ第二回目については、近いうちに皆様にご案内するつもりです。
2023年7月21日更新
日時:2023年10月21日(土)13時00分〜15時00分
※15:30より、9月にリニューアル・オープンされた立命館大学国際平和ミュージアムをご案内します。
会場:立命館大学 衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館 カンファレンスルーム
主催:グローバル・ネットワーク21(GN21)
世界的な規模での貧困層の拡大、国家間の対立と 衝突、地球温暖化の加速など、地球村が存続の危機 に瀕していることは誰の目にも明らかである。地球村存続の危機の背景にあるのは、仏教で言われるところの欲望・憎悪・妄想という「三毒」のグローバリゼーションによる地球的規模への拡大である。これら「三毒」は、我々人間の生活空間である自然環境・社会環境・精神環境との関わりにおける不健 全な行為に起因している。だとすれば、地球村を再生するために必要なことは、これら「三毒」を持続性・社会性・精神性という「三徳」に変容していくことと、その変容に必要な知識と実践の知恵を与える生態学・経済学・倫理学という「三学」を形 成・進展させていくことであろう。地球村再生を願う一人として、こうした問題提起をしたい。
参加費 : 無料
お問い合わせ: GN21事務局
2022年11月5日更新
8月に他界した片岡幸彦GN 21代表を「偲ぶ会」が、10月30日、キャンパスプラザ京都にて開催されました。最初に桂良太郎GN21事務局長から、激動する時代と常に切り結びながら発信されてきた片岡代表の長年にわたる研究活動への感謝の言葉の後、一同、ご冥福を祈って黙祷。川本八郎氏(学校法人立命館元理事長)、板垣雄三氏、山折哲雄氏らのメッセージの紹介の後、幸泉哲紀GN21代表補佐から、片岡氏の出版、評論、シンポジウムなど広範囲に及ぶ精力的な研究業績について報告がありました。 その後、若かりし頃のパリ留学、南アフリカANC民族歌舞団アマンドラ公演、加藤周一氏らとのシンポジウム、ベトナムでの留学生との交流などの写真を見ながら、数々の思い出を語り合いました。
また、片岡氏がアフリカ研究に進むきっかけとなったセネガルの作家・映画監督センベーヌ・ウスマンの映画『母たちの村』を鑑賞し、フランス文学からアフリカ文学へ、さらにグローバリゼーションに抗う第三世界の文化への関心へと発展していった片岡氏の軌跡をたどりました。片岡氏の人間好きなで温かな人柄について、長電話などのエピソードが尽きず、和やかな会となりました。
私が片岡先生に初めてお会いしたのは、1980年代中頃の「黒人研究の会」の例会でした。そこで私は、センベーヌ・ウスマンの小説『帝国の最後の男』について発表したことを覚えています。先生は、センベーヌ・ウスマンと個人的にも親しく、先生からフランス語圏アフリカ文学について、多くのことを学ばせていただき、私のアフリカ理解の基礎をつくっていただきました。
片岡先生は、フランス文学・文化を専攻しておられましたが、そこにとどまることなく、現代の社会・政治・文化・思想を一体のものとして捉え、「欧米型近代」を超える道筋を歩む、スケールの大きなインテリゲンツィアでした。それを象徴しているのが、先生がたちあげられた「現代世界と文化の会」(1991~)、「グローバル・ネットワーク21」GN21(1997~)の活動です。「現代世界と文化の会」は、「第三世界」の文学・文化研究を基軸として、日本の閉塞的な現実を変革していくことを目指す人なら誰でも参加できる、開かれた研究会でした。加藤周一氏を代表とし、片岡先生を編集責任者とするこの研究会は、雑誌『Griot』(グリオ)平凡社から5年間で10冊発刊しました。紙面には、中東地域研究の碩学・板垣雄三氏、黒田壽郎氏をはじめ、アフリカ、ラテンアメリカ、南アジア、東南アジア、中国などを研究しておられる、第一線の研究者が多数参加されました。この研究会は、1990年代の日本の学問研究を代表するものの一つであったと言えます。厳しい出版情勢の下、『Griot』の出版継続は1995年に不可能となり、「現代世界と文化の会」はいったん幕を閉じ、新たに「グローバルネットワーク21」が結成され、今日に至ります。
片岡先生は私心なく、個性豊かな研究者・市民を集めて共同研究を押し進められる、類まれな力を持っておられました。片岡先生、本当にありがとうございました。
北島義信
2022年9月10日更新
去る8月12日、片岡幸彦先生(元立命館大学国際関係学部教授・羽衣国際大学副学長・ベトナム国立ハノイ人文社会科学大学客員教授、学際NPO「グローバルネットワーク21」代表)が、京都市内の自宅で脳内出血のためご永眠されました。
本年4月に90歳のお誕生日と『地球村の終焉』(文理閣)の出版のお祝いの会を行い、その後もお元気に過ごされていただけに、突然のご逝去に驚いております。
片岡幸彦先生は、1991年に加藤周一氏とともに「現代世界と文化の会」を立ち上げ、雑誌『グリオ』の発刊、その後は学際NPO「グローバルネットワーク21」代表として、「人類再生シリーズ」の刊行、『ブラック・アテナ』の翻訳・刊行、新しい時代を切り拓く数々のシンポジウム・講演会の開催、南アフリカANC歌舞団「アマンドラ」公演等、文化イベントの主催など、専門分野を超えた鋭い発信を長年にわたって続けてこられました。
さて、この度、こうした片岡先生の国際的にも優れた活動に改めて敬意を表するとともに、先生の温かなお人柄を偲ぶ集いを、下記のように開催することにいたしました。ご参集いただけると幸いです。開催にあたっては、新型コロナウイルスの感染防止に努めますが、皆様のご理解、ご協力も合わせてお願い申し上げます。また、ご参加の場合は、会場準備の都合上、事前に、ご一報いただきますようお願い申し上げます。
記
日 時:2022年10月30日(日)午後2時~4時
場 所:キャンパスプラザ京都
(JR京都駅から西へ徒歩5分、京都市下京区東塩小路町939)
075-353-9111
会 費:無 料
(ご香料等はご辞退申し上げますが、ご寄付(自由)は、有難く、準備会費用や
片岡幸彦文庫(羽衣国際大学図書館)の維持費等にあてさせていただきます。)
お問い合わせ:こちらをクリック
「片岡幸彦先生を偲ぶ会」実行委員会
2022年8月16日更新
本会代表片岡幸彦(元立命館大学教授、羽衣国際大学副学長、学際NPO「グローバルネットワーク21」代表))が、去る8月12日、京都市内の自宅で、脳内出血のため永眠いたしました。
2021年7月1日更新
本会代表片岡幸彦の新著が刊行の運びとなりました。
もう手遅れか、まだ間に合うのか――日本と世界を覆う地球温暖化と気候変動をはじめ、パンデミック、人種差別、国際紛争、政治の劣化、AIと科学技術の功罪など、文化のチカラを信じて縦横に語る著者最後の評論エッセー集。四六判製 246ページ。
本会片岡幸彦代表が去る3月、ベトナム、ハノイに新しく設立された大学院大学VJU古田学長からお招きを受け、講演をしてまいりました。
日時:2018年1月27日(土)13時30分〜16時00分
会場:ひと・まち交流館3F第5会議室
主催:NPO法人使い捨て時代を考える会
安全農産供給センター
共催:グローバルネットワーク21(GN21)
参加費 : 500円
お問い合わせ: NPO法人使い捨て時代を考える会
Tel : 075-361-0222 / Fax : 075-361-0251 / e-mail: info@tsukaisutejidai.com
日時:2017年3月4日(土)13時30分〜16時30分
会場:立命館大学国際平和ミュージアム2階会議室
主催:立命館大学平和友の会(TEL/FAX: 075-801-1990)
参加費 : 300円
お問い合わせ: 平和友の会
Tel&Fax 075-801-1990
去る3月12日(土)立命館大学朱雀キャンパスにて行われた、GN21主催の原子力フォーラムには多くの方々が参加されました。
なお、この内容は、この程GN21のブックレット No.3(A5版81ページ)として、纏めさせて頂きましたので、ご希望の方は以下のメールアドレスか、電話&FAX宛にて、お名前・住所・電話番号等を付して、お申込み下さい。販価は500円です。
(出来れば複数冊のご注文をお願い致します。送料は当方にて負担させて頂きます)
お支払は、GN21専用の振替用紙を同封致しますので、それを(振り込み料当方負担)お使い下さって、最寄りの郵便局にて振り込みの程、お願い申し上げます。
TEL&FAX : 075-748-9638
Mail : gn21ok@silver.ocn.ne.jp
パネル討論会
日時:2016年3月12日(土)13時30分〜17時(受付13時より)
会場:立命館大学朱雀キャンパス・202教室(正面玄関右のエレベーターにて二階)
(JR「二条」駅下車徒歩5分)
主催:GN21(グローバルネットワーク21)
入場無料
お問い合わせ: Global Network 21(GN21)
京都市西京区大枝北福西町4-1-1, 5-302
Tel&Fax 075-748-9638
https://www.gn21.net
10月3日(土)午後に、京都駅前「メルパルク」スタジオ2にてGN21主催で行われた、<歌とトークで迫るラテンアメリカの今、-米国の孤立と裏庭のうごめき->は、65名という立ち見まで出る予想を超える参加者を得て、大きな盛り上がりを見せた。
メキシコや中南米各地で長年、プロとして活躍されている八木啓代さんは、スレンダーな体形からは想像できないオペラ歌手並みの声量で、圧倒的な存在感でラテンの名曲やオリジナル曲をうたい上げ、一方、アマチュアとはいえ、清水透さんの渋みを利かせた「ベサメ・ムーチョ」のデュエットも会場を唸らせた。また終始、叙情と躍動感に満ちたすばらしいサポートで、歌を盛り上げられたピアニストの吉田幸生さん、その高度な技量に会場は圧倒された。
フォーラム後半のお二人によるトークは、ラテンアメリカの今から、日本へ、アジアへ、世界へと飛び、2時間余では収まり切れず、終演後の茶話会にまで及んで、その熱気は尽きる所を知らなかった。
終演後、熱演したお三人を囲んでの記念写真は、写真家としても活動されている清水さんの指導の下で治められ、参加者一同にとっても忘れえぬ贈り物となった。
★当日の講演内容を、pdfファイルでお読み頂けます。ダウンロードはここをクリック
(*)なお、次回のフォーラムは、来春3月12日に、二つの「核」の問題をテーマに、安斎育郎さん初め専門家を招いての熱い論戦を予定しています。追ってまた当ウェブサイトにて、日時・場所などお知らせ致します。
日時:2015年10月3日(土)13時30分〜16時
会場:京都メルパルク7階イベントスペース
(JR京都駅(烏丸中央口)から東へ約1分)
主催:GN21(グローバルネットワーク21)
入場料:1000円
マヤ先住民研究で知られる清水透氏とラテンアメリカ各地で公演活動を続けてきた八木啓代氏がラテンアメリカの現状を、先住民問題・移民問題・麻薬問題などの切り口で語りつつ、ラテンアメリカの歌もライブで聴いて頂きます。
お問い合わせ: Global Network 21(GN21)
京都市西京区大枝北福西町4-1-1, 5-302
Tel&Fax 075-748-9638
https://www.gn21.net
去る3月7日(土)立命館大学朱雀キャンパスにて行われた、GN21主催の医療フォーラムには60名を超える方々が参加されました。
新しい理事の方や意欲的な学生さんも多数参加するなど、議論は4時間近くに及び、今の日本の医療の課題と共に、将来への積極的な意見や提案も行われました。
なお、これらの内容は、この程GN21のブックレット No.2(A5版69ページ)として、纏めさせて頂きましたので、ご希望の方は以下のメールアドレスか、電話&FAX宛にて、お名前・住所・電話番号等を付して、お申込み下さい。販価は500円です。
(出来れば複数冊のご注文をお願い致します。送料は当方にて負担させて頂きます)
お支払は、GN21専用の振替用紙を同封致しますので、それを(振り込み料当方負担)お使い下さって、最寄りの郵便局にて振り込みの程、お願い申し上げます。
TEL&FAX : 075-748-9638
Mail : gn21ok@silver.ocn.ne.jp
パネル討論会
資料編
日時:2015年3月7日(土)13時30分~17時30分
会場:立命館朱雀キャンパス 2階203号室
(JR嵯峨山陰線京都駅31番乗り場より二つ目「二条」駅直ぐ)
主催:立命館大学・GN21(グローバルネットワーク21)
入場無料
フライヤーダウンロード
お問い合わせ: Global Network 21(GN21)
京都市西京区大枝北福西町4-1-1, 5-302
Tel&Fax 075-748-9638
https://www.gn21.net
日時:2014年10月19日(日)午後2時~5時
会場:立命館朱雀キャンパス 1F 多目的ホール
資料代 1000円
参加お申し込みは事務局までメールでお願いします。
globalnetwork21japan@gmail.com
日時:2014年5月18日(日)午後2時~5時
場所:APAホテル京都駅前店 地下1階会議室
以上、了承。
当日資料
「現代の国際関係と東アジア地域戦略を考える」
“East Asia Community” as a case study of “Area Study”
Four faces of Globalization
当日資料はここからダウンロードしてください。
*参加者が少なくて残念でしたが、たいへん有意義な討論ができました。
現在の東アジア情勢を考えるうえで、具体的な事象が報告されました。
特に竹谷報告では、資料にはありませんが、報告の前段で、日本の和食の「世界遺産」登録にともなう日本政府のアピールと現実の日本の食文化のありようの矛盾について、面白いお話を聞く事ができました。
終了後は、京都駅に移動して懇親後、解散しました。
次回をお楽しみに!
本冊子は二〇一三年六月一五日にキャンパスプラザ京都を会場に行った「電子書籍『私たちは二十二世紀を望めるのか』の発行を記念誌して行った山折哲雄氏と板垣雄三氏の対談の記録と合わせて、当電子書籍から「序章」「終章」「あとがきに代えて」を抜粋した冊子(A5判60ページ)です。
(本文より)
はしがき
本冊子は、二〇一三年六月に紀伊国屋書店初のオリジナル電子書籍として刊行された、『わたしたちは二十二世紀を望めるのか―明日のないその日のために』のうち、「序章」・「終章」・「目次」を、また同年六月に行われた山折哲雄&板垣雄三両氏の「記念対談」を併せ、収録したものです。近年「電子書籍」は、専門書を含め、欧米を筆頭に急速に普及しています。しかしまだまだ多くの日本人は、紙の書籍の形で読書する傾向にあります。「電子書籍」を読むためには、タブレット端末を用意しなければなりませんし、それをウエッブサイトから買うのも、結構面倒です。そこで、私たちの「電子書籍」を、国際交流団体・グローバルネットワーク21(GN21)に関心をお持ちいただいている方たちをはじめ、できるだけ多くの方に知っていただき、お読みくださる切っ掛けにしていただくことを願って、この「記念対談」の活字化の機会に、このような小冊子を「電子書籍」とは別に制作して、皆様方に配布させていただくことといたしました。
なお、私たちGN21は設立(一九九七年)二〇周年記念に向けて、新しいプロジェクトの発足を議論しているところです。その内容は、今日の極めて厳しいグローバル化時代を一〇年、二〇年、五〇年としっかり生き抜き、未来に希望のメッセージを届けられるものでなければならないと考えております。そのためにも、内外を問わず、また年齢世代を問わず、できるだけ多くの方々から、忌憚ないご意見・アドバイスが寄せられることを切に願うものです。
二〇一四年二月一五日
グローバルネットワーク21
目 次
はしがき
・序章
山折哲雄 未来を紡ぐ智慧を
板垣雄三 悲観的楽観主義で生きのびる
・終章
片岡幸彦 文化が、政治を変え、社会を変え、世界を変える
・「あとがき」に代えて
――なぜいま文化が大事なのか、またなぜその品格が問われているのか――
・電子書籍『わたしたちは二十二世紀を望めるのか―明日のないその日のために』目次
・刊行記念対談 山折哲雄・板垣雄三対談(司会 片岡幸彦)
本書をご希望の方は、送り先の住所・氏名を記入の上、切手または郵便為替500円分を同封の上、下記の住所までお送りください。
【申込先】
〒617-0002 京都府向日市寺戸町中村垣内22−21 石沢春彦気付 GN21事務局宛
GN21「人類再生シリーズ⑧」『わたしたちは22世紀を望めるのかー明日のないその日のためにー』 刊行記念フォーラムは、約80名のご参加を得て、盛況裡に終了いたしました。
なお、記念対談の記録の整理補正の作業も、間もなく終わり、近く何らかの形で発表出来る見通しです。
「スペランツァ」による演奏。曲目の解説はこちらをクリック。
なお、記念対談の記録の整理補正の作業も、間もなく終わり、近く何らかの形で発表出来る見通しです。
また、シンポジウムと同日に開催された2013年度春季理事会にて、
新しい理事会体制が以下のように承認され、新しい事務局長の下で、今後の企画の方向についても、議論が始まっており、この度出版された「電子書籍」に寄せられるご意見も含め、広くGN21にご理解・ご協力頂いている方にも、議論に積極的にご参加頂く機会を、今秋までには設ける予定にしております。
以上、いずれもアイウエオ順
(本行事は去る3月5日に逝去した安藤次男事務局長追悼を兼ねております。)
〇受付開始:午後1時30分
〇午後2時-2時25分
クラシック音楽グループ“スペランツァ” 「悲しみのバラード」
鍵盤楽器 河瀬一子
フルート 森近鈴香
〇午後2時30分‐45分
「電子書籍」ダウンロードのプレゼンテーション
担当: 石澤春彦・生駒智一
休 憩:午後2時45分-2時55分
〇午後3時00分-4時30分 記念対談
山折哲雄 評論家。宗教学・思想史。GN21代表顧問。
板垣雄三 東京大学名誉教授。中東イスラム史GN21代表顧問。
司 会 片岡幸彦 GN21代表
〇午後4時35分―5時00分
「人類の未来を語り、希望を奏でる」 「希望のバラード」
鍵盤楽器 河瀬一子
フルート 森近鈴香
なお、当日資料代としてお一人500円(学生半額)を受付で徴収させて頂きます。
2013年4月中旬・紀伊国屋書店より刊行
この度、GN21 「人類再生シリーズ」⑧ として、片岡幸彦・安藤次男編『わたしたちは二十二世紀を望めるのか -明日のないその日のために-』が、電子書籍として紀伊国屋書店より、4月中旬に刊行される運びとなりました。紀伊国屋書店から出版される電子書籍としては、初めてのものです。
目次の紹介については、こちらをクリックしてください。
GN21の新企画「明日への提言」、皆様の「提言」への積極的な参加と5月13日の提言発表討論会を経て、お陰様にて原稿の最終的提出をお願いする段階を迎えるに至りました。特に5月13日の討論会では、新しく理事に就任した、神戸朝日病院長の金守良さんから「胃瘻を巡る諸問題―尊厳死との関係を中心に-」の報告など新しいテーマの提言が多くなされ、参加された20名の理事を初め、公務・海外出張などで欠席された五名の理事の方々からも「提言」やレジュメの提示がなされたことにより、1)担当分野の広がり、2)提言内容の学際性、3)議論への積極的参加など、かつてない内容豊かで活発なものとなりました。
「提言集」では、各章7-8名程度の専門家が、論文調ではなく、平易な言葉でエッセイ風の文章で「提言」をおこない、その成果は来年3月に電子書籍にて紀伊国屋書店より出版予定です。なお、「提言集」のタイトルについては、現在検討中です。
各章のタイトルは、次の通りです。
「明日への提言」に寄せて -山折哲雄・板垣雄三
第一章 いのちを甦らせ、自分らしく生きる -生・愛・老・病・死を生きる
第二章 ライフスタイルを考える -自然との共生、欲望の制御、欲望の転換
第三章 コミュニティを再生する -共助、自己と他者、異文化との対話、伝統文化を今に生かす
第四章 新しい社会システムをつくる -サステナビリティ、ガバナンス、公と私
終章 片岡幸彦「文化が政治を変え、社会を変え、世界を変える」
「提言・幹事役理事の慰労会での記念写真」(「提言」発表会の準備に積極的な役割を果たした方々です。)
今回、新しく理事として承認された方は、前回承認された 清州早紀さん(京都保健会・吉祥院病院院長)、金守良さん(神戸朝日病院院長)に加え、讃井由季子さん(パリ日本語学院講師、GN21ヨーロッパ担当パリ事務局長)、横井泰夫さん(各種ボランティア団体主宰)の方々です。
2012年2月24日(金)午後に京都西院京都リノ・ホテル二階「ル・ヴァン」にて、「明日への提言」の企画委員会(参加人数は10名)が開かれました。
「提言」の内容・趣旨・字数及び今後の日程等が、二時間半余にわたり活発に議論されました。
その詳細と結果は近く安藤事務局長より各理事・執筆者に向け、ご報告とお願いの連絡が届くことになっています。なおこのプロジェクトの成果を世に問う形についても検討され、「電子書籍」とすることで満場一致にて決まりました。
なおここにアップされた写真は、当日会議終了後に労を労う意味を兼ね、会場にて祈念撮影されたものです。
公開シンポジウム「明日への提言」は、おかげさまで50名を超えるご参加をいただき、活発な議論がおこなわれました。
このシンポジウムについて、2011年12月26日付京都新聞朝刊に記事が掲載されました。
掲載記事をご覧いただくには、こちらをクリックください。
(記事中の写真のより鮮明なバージョンはこちらにあります。)
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
<シンポジウムの式次第>
総合司会:安藤次男・池田知隆
Ⅰ、第一部:基調報告(14時―15時30分)
基調報告1 山折 哲雄(宗教学者、日本国際文化センター名誉教授、GN21 顧問)
「予想できないということ-現在と未来」
討論者 片岡 幸彦
基調報告2 清水 透(ラテンアメリカ社会史、慶応義塾大学名誉教授)
「南の最果てから西欧近代化を乗り越える」
討論者 渡辺 幸重
・・・・・ 休憩:15時30分―15時45分 ・・・・・
Ⅱ、第二部:「明日への提言」についての報告(15時45分-17時15分)
第1報告 宇野木 洋(中国文学、立命館大学文学部教授
中間報告「明日の日本に生きる魯迅の言葉」
第2報告 山本 伸(比較社会論、四日市大学教授)
中間報告「なぜコメダ珈琲は流行るのか:拡張するコミュニケーションの行方と日本社会の可能性」
Ⅲ、全体討論とまとめ(17時15分-45分)
安斎育郎会員(安斎科学・平和事務所 所長/国際平和ミュージアム 名誉館長)の「福島原発事故に思う」をアップいたしました。
この度の東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
2011年5月11日に、東京の国際文化会館にて、「北アフリカとサヘル地域の政治変容と地域安全保障」に関する国際セミナーが開催されました。主催は、トランスリージョナル&エマージング・エリア・スタディーズ国際研究グループ(ITEAS)、共催は札幌国際連帯研究会、開発と人間の安全保障のためのアフロ・アジアフォーラム、グローバルネットワーク21(GN21)。
研究者、NGO関係者、ジャーナリスト、国会議員、官僚、そしてエジプト、チュニジア、モロッコバーレーン、ヨルダン、ジブチ、アンゴラ、エチオピア、アメリカ、フランス、スペインなどの大使や外交官など約100名出席し、活発な議論をおこないました。(会議発表の簡単なレジメはこちらをクリックしてください)
グローバルネットワーク21のシンポジウムが盛大に開かれました.(2010年10月23日)
詳しい報告については、ここをクリックください。
(シンポジウム終了後の懇親会にて撮影。)
GN21の共同研究のテーマ設定のために、次の要綱でシンポジウムと理事会を開催いたします。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。
プログラム:
GN21としての新しい企画案を検討するため、8月26日ー27日に、京都在住の有志理事9人が
コープ・イン京都にてブレーンストーミング合宿を行いました。
今回提案の企画原案もこの合宿勉強会の賜物と言えます。
その時の参加者の記念写真です。
『グローバル世紀への挑戦-文明再生の智慧-』(文理閣刊)について、2010年6月14日付京都新聞朝刊に記事が掲載されました。(下の写真をクリックすると拡大画像になります。)
このシンポジウムは、『グローバル世紀への挑戦-文明再生の智慧-』(3月25日にGN21より刊行予定)の出版を記念して開催されます。
目次と序章などを次のリンクからお読みいただけます。
シンポジウムでは、グローバリゼーションはどうあるべきなのかという共通の視点から、「内からのグローバリゼーション」をキーワードにして、文化、思想、経済、政治などいろいろな角度から検討が行われます。
1)基調報告(午後2時―2時30分)
2)パネルディスカッション(午後2時20分―5時30分)
パネリスト:
3)自由討議:
司会:安藤次男(立命館大学教授)
<終了後、当会場にて懇親会>:
なお上記シンポジウムの前に、GN21・2010年度春季定例理事会を開催いたしますので、会員の皆様には併せてお知らせいたします。
GN21各位
GN21も実行委員として参加する行事が以下の要領にて行われます。
加藤周一さんは、GN21の前身『グリオ』の代表を務められました。
御忙しい中とは存じますが、皆様のご参加をお待ちしています。
(*)なお当日資料代として500円ご用意下さい。
2009年2月27日にGN21事務所が京都に移転いたします。
先にご案内したとおり、下記の要領にて春季定例理事会兼執筆者会議を開催いたしますので、万障お繰り合わせの上、ご出席下さいますようお願いいたします。
なお当日は土曜日で、職員はおりませんが、正面玄関を入った所に、臨時のガイドを配置し、教室までの道筋をご案内いたします。
3時頃まで対応させていただく予定です。遅くにお出でになる予定の方、また当日ご都合で欠席される方は予め、早めに事務局までメールまたはファックスにてお知らせいただければ幸いです。
(当日までの連絡先 電話&ファクス:075-757-7841 Email: gn21ok@y9.dion.ne.jp)
GN21の前身『グリオ』の代表をつとめられた加藤周一さんが、昨年12月5日に逝去され、その「お別れの会」が2月21日午後1時より東京・有楽町朝日ホールにおいて行われます。皆様にご参加いただければ幸いです。尚、会への参加に先立ち、2月13日付毎日新聞夕刊(西日本配信版)に片岡代表の一文が掲載されました。(記事へのリンク)
GN21主催セミナー(2008年11月30日開催)の報告を掲載しました。
議題:出版企画案の最終的合意の件
なお執筆者とその担当する章のテーマと内容は近く事務局より先生方に予めご提示しますので、その最終案を巡って最終的な詰めの議論をするのが今回の臨時理事会の目的ですので、ご多忙中とは思いますが、万障お繰り合わせの上、ご出席下さるようお願いいたします。
日本国際問題研究所の招きで福岡シンポに来日するベトナム国家大学(ハノイ)の国際関係学部長ファン・カン・ミン教授(Pham Quang Minh)を大阪に招いて、日本とアセアンとの国際関係の今後の在り方についてお話を聞きます。引き続き先生方のご参加をよろしくお願いたします。
以下の要領にてGN21主催2008年度秋季シンポジウムを開催いたしました。
下記に春季シンポジウムの発表報告および質疑応答要旨も新たに掲載いたしました。
以下の要領にてGN21主催2008年度春季シンポジウムを開催いたします。
ご参加下さる方は、4月20日(日)までに、GN21大阪事務所まで(電話&ファックス:06-7171-2861、Eメール:gn21ok@y9.dion.ne.jp)ご連絡下さい。会場の都合により、先着10名様まで申し受けます。
5月8日の『ブラック・アテナ』第一巻刊行記念シンポジウムは、関係者、研究者、ジャーナリスト、市民の方々など50人近い参加者を得て、熱心に議論が交わされ、今後の日本における『ブラック・アテナ』をめぐる議論の重要なファースト・ステップを記すことができたことをご報告します。
今後皆様方の所で、研究会や読書会などなさる予定がありましたら、是非お知らせ下さい。ご要請をいただければ、私共GN21のスタッフが手弁当にて参加させていただきますので、よろしくお願いいたします。
『ブラック・アテナ』へのご意見・ご感想やGN21へのご要望などがありましたら、どうぞご自由にwebmaster@gn21.net までお寄せください。
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