序章
山折 哲雄:未来を紡ぐ智慧を
板垣 雄三:悲観的楽観主義で生きのびる
第1章 いのちを甦らせ、自分らしく生きる
上倉 庸敬 ひたむきに愛と死を生きる−イーストウッドと小津の映画から−
宇野木 洋 明日の日本に生きる魯迅の言葉――絶望から/希望へ
ムラリス 広く文学を通し、グローバル化時代の多様な文化と心豊かな生き方!
金 守良 胃瘻を巡る諸問題 −人ひとりの尊厳死とどう向き合うかー
工藤 孝司 生死の視点を活かす「学び」を
片岡 幸彦 「老病死生」を生きることこそ「人生の真髄」ではないか
第2章 ライフスタイルを変える
とよだ もとゆき 生産・労働と消費の関係を見直す、新しい「スローワーク」論の勧め
樺島 勝徳 東洋的身体観を身に付け、心身共に鍛え、自信をもって生きる道
中川 恵 自己表現と民主化-アラブ世界の変革とこれからの日本人の生き方-
高垣 友海 グローバル化社会における「言語政策」への提言
桂 良太郎 自然力を文化力に!−新しい里山学への誘い−
北島 義信 地域と食文化 − 伝統的食文化としての「報恩講汁」と地域再生
第3章 コミュニティを再生する
池田 知隆 新・学問のススメ −独立自尊から独立共尊へ−
八木 啓代 インターネットメディアが動かす市民革命
蔡 明哲 企業活動に生かすための儒教(論語)の現代化
石崎 晴巳 「世界史」の構築と共有を
竹谷 裕之 ネットワーク構築による地域力再生をベースとする生活再建
古田 元夫 東アジアの共通教養である漢字文化の再興・交流を
第4章 新しい社会システムをつくる
小林 誠 超えられた国家主権の明日を考える、コスモポリタリズムの未来
レズラズィ 未来を冷徹に予測する ―「アラブの春 」の社会経済的コスト―
嶋 努 これまでの経験を踏まえて、優れたリーダーの条件について提言する
マルチノ EUのエネルギー政策における「市長誓約」の重要性
渡辺 幸重 大震災の原発事故から「やさしさと善意を基盤とする社会」を考える
安斎 育郎 脱原発社会の構築に向けて
終 章 片岡 幸彦 「文化が政治を変え、社会を変え、世界を変える」
あとがき
執筆者紹介
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